ワードローブ1 コスパ最高の腕時計は一生の相棒
学生の頃、裏原宿系というファッションのジャンルが流行していました。僕も藤原ヒロシさんやunder coverのJONIOさん、BAPEのNIGOさんなどのファッションを参考にしていました。界隈の方の腕にはROLEXの腕時計が輝いており「僕もいつかはROLEXを」と漠然と思っていました。
ROLEXとの出会い・思い出
新卒で入社した会社は、ごりごりの営業販社。来る日も来る日も目標達成まであと何件!とノルマに追われる生活をしておりました。入社して2年か3年目にたてた目標が「マージンでROLEXを買う」でした。買うならEXPLORERと決めていたので、デスクにEXPLORERの写真と手書きのグラフを置いて1件成約するたびにグラフを塗っていました。迫る達成の期限とだんだん伸びていく手書きのグラフを見て、声をかけてくれる同僚や先輩が次第に増えてきて、とても励みになりました。
なんだかんだで目標の40万円分のマージンを得て買ったのがこの時計です。ROLEXを買ったことを朝礼で発表すると、上司や先輩からたくさんの「おめでとう」の声とともに「はじめは、こいつまたあほなこと言って、こいつには絶対無理やと思ったけどみんなを巻き込みながら成長する姿を見てるとやっぱ目標達成ってええね」と言ってもらえました。
振り返るとそれが社会人としての初めての成功体験だったのかもしれません。思い出すとなんだか甘酸っぱい気持ちになります。
本当に安い買い物です。
あれからもう20年近く経とうとしています。いまだに居酒屋や銭湯、旅行先では失くさないか緊張しています。
これからも僕の相棒はROLEXであり、他の時計を買うことはありません。時計を選ぶのにかける時間は0、耐用年数で割ると40万円も安いもんです。ビジネスでも山でもこれからもずっとROLEXとともに生きていきます。
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[ロレックス]ROLEX エクスプローラー1 ブラック文字盤 アラビアインデックス SS 腕時計 Ref.214270 メンズ 【並行輸入品】
- 出版社/メーカー: ROLEX(ロレックス)
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[編集後記]
最初に入った会社は10年ほど勤めて辞めました。今で言う典型的なブラック企業で、休みも少なく朝から日が変わるまで働き続けていました。そんな環境でも頑張っている人たちはみんな素直で情熱的であったかい魅力的な人ばかりでした。20代の頃は自分の腕に輝くROLEXが気恥ずかしいやら、生意気に思われないかなどといろいろ気を揉んでいましたが、ようやくROLEXの似合う歳になってきたかな。